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私鉄ローカル線

南阿蘇鉄道「ゆうすげ号」

南阿蘇鉄道
      旧国鉄特定地方交通線であった高森線を第三セクターに転換して開業した路線で、立野を出て北の阿
      蘇五岳(中央火口丘)、南の外輪山に挟まれた南郷谷を白川に沿って東に進み終点の高森に至る路線
      距離17.7kmの全線単線非電化の鉄道です。
      2016年4月におきた熊本震災で約250mに渡り土砂の流入やトンネル、鉄橋に甚大な被害を受け、
      一時は全線運休となりましたが、同年7月31日より高森駅~中松駅間(7.1㎞)で部分運転再開、
      立野駅~中松駅間は、2023年7月に復旧し全線で運転を再開した。
      今回、全線運転再開前に訪れ、トロッコ列車「ゆうすげ号」に高森駅から中松駅まで乗車しました。
      また、全線運転再開後にも訪れ、復旧した立野橋梁や第一白川橋梁の雄姿を撮影しました。

 
  ≪ 高森 駅 ≫
 南阿蘇鉄道高森線
 の終着駅で、南阿
 蘇鉄道本社が設置
 されている。
(2023年4月28日
 まで使用していた
 旧駅舎)

  (旧)駅舎内
 高森線唯一の有人駅
 乗車券と共に、トロ
 ッコ列車「ゆうすげ
 号」の指定席券を発
 売している。
 とんがり屋根の部分
 は吹き抜けで、真下
 には土産物売り場が
 ある。

 

 人気漫画
 「ワンピース」
 のキャラクター
 やプラレールで
 楽しめます!

 



 
 駅広場にはONE PIECE 熊本復興プロ
 ジェクトにて登場キャラ「フランキー」
 の銅像が置かれている。
 ※ フランキー(Franky)
 尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』に
 登場する架空の人物。

 「フランキー」の横には、トロッコ列
 車「ゆうすげ号」と車庫が見える。

 


    〔 トロッコ列車「ゆうすげ号」〕
  高森駅~立野駅を走る観光列車で、開放感たっ
  ぷりの車内で雄大な阿蘇の山々を眺めながら、
  水源などをゆっくり走り、沿線のガイドを聞き
  ながら走る人気の観光列車です。
  3月16日~12月1日の土・日・休日を中心に
 (夏休みなどの多客期は毎日)2往復運行してい
  ます。
  車両は、DB16形ディーゼル機関車2両の間に
  トラ700形2両、TORA200形1両を組み入れた
  編成である。

  高森駅で発車を待つ「ゆうすげ号」中松駅行き
  (全線開通前の2023年4月乗車)

 

 

 

 

 

 

 

 


  
  列車内は木を基調としたデザインで、景色が見やすい
  ようなレイアウトになっています。 
  貨車の改造であるので少し狭く感じる!
  真ん中にドリンクホルダー付きの小さなテーブルがあり、
  座席の調整は不可。

  無蓋貨車トラ70000形から改造されたトラ700形車両。
  無蓋貨車に難燃性布の屋根を取り付け、4人掛テーブル
  付ボックスシート10組が車内に設置。側面には乗降用
  開き戸が取り付けられている。

 

  
  TORA200形は開閉式窓を備える密閉形客車で、一方の
  車端に折り戸の915 mm幅の出入口が設けられ、車内
  は通路を挟んで片側が6人掛、反対側が4人掛のテーブル
  付きボックスシートとなっている。

  他の2両が無蓋貨車からの改造なのに対し、
  TORA200形は2007年に新造された車両です。
 




 

 

 

 

 

 

 


     

 
     トロッコ列車「ゆうすげ号」
          中松駅に向けて出発進行!





    高森駅では駅係員からお手振りのお見送り!

 

 


 

    トロッコ列車「ゆうすげ号」からの車窓!
             (高森駅から中松駅間)

 

    熊本は、全国1位のあか牛の産地です

 

 

 

 

  ” 明神池名水公園[南阿蘇村]”
 明神池名水公園にある『明神池水源』は、ここの水は誕生水と
 呼ばれ、昔から子宝に恵まれる水として親しまれています。
 
 ※ 明神池河童伝説
 遠い昔、明神池に仲良しの男女カッパが住んでいましたが、男カッ
 パは遠くの池に飛ばされてしまいました。 女カッパは、彼が帰って
 くると信じ、池の石の上に座り待ちつづけましたが会えることは二
 度とありませんでした。そして、彼女が長い年月にわたって座って
 いた石だけが池の中に取り残され、座り続けたその石を「かっぱ石」
 と呼び、いつまでも待ち続ける女カッパの姿を再現して残された石
 の上に置いたそうです。

 

 

 

 

 

 

 




  ” 吉田城御献上汲場 ”
 阿蘇家の家臣、吉田主水頭が居
 城し使用。熊本名水百選の一つ
 です。吉田城のご献上汲場とし
 て知られる水源で、当時、繁栄
 を極めていた吉田城の使用水を
 一手に引き受けていたそうです。  エリア内では珍しい硬水が特徴
 で、きれいな水が岩間から絶え
 ることなく吹き出しています。


 
  ≪ 見晴台 駅 ≫
 開業時は、駅名
 の通り屋上は見
 晴らしのいい展
 望台になってい
 たが、老朽化に
 より現在のログ
 ハウス調の駅舎
 に改築された。

 

  中松駅方面
     (右)

  高森駅方面
     (左)

 



 

 単式ホーム1面
 1線を有する無
 人駅。
 

 



 午後の紅茶CM(キリンビバレ
 ッジ)の撮影に当駅が使用さ
 れ、来訪者が多く人気の駅で
 ある!
 作中に登場する自動販売機は
 撮影のために設置したものだ
 ったが、来訪者などからの意
 見を反映し、一般販売用とし
 て設置された。

 

 

 

 

 

 




  

 見晴台駅に到着
 する!
 トロッコ列車
 「ゆうすげ号」

 

 

 


 ≪ 南阿蘇白川水源
    ~ 見晴台 ≫
 阿蘇山を背景に
 鉄橋を渡る!
 トロッコ列車
 「ゆうすげ号」
     高森行き


 ≪ 南阿蘇白川
    水源駅 ≫
 地元・南阿蘇村
 の請願駅で、建
 設費3,500万円
 は同村が全額負
 担した。
 単式ホーム1面
 1線を有する無
 人駅。

 白川水源の南側
 300m付近に位
 置しており、阿
 蘇白川駅よりも
 近い位置にあり
 水源へのアクセ
 スを改善するほ
 か、地域住民の
 利便性向上が期
 待されている。

 併設する駅舎兼
 コミュニティ施
 設は開業から
 3ヵ月ほど遅れ
 て2012年7月
 に完成。
 駅舎内では喫茶
 店「倶梨伽羅」
 が入居・営業
 している。

   
 ≪ 阿蘇白川 駅 ≫
 とんがり屋根の
 水色の木造駅舎
 で、教会風のメ
 ルヘンチックな
 駅です!
 

 

 単式ホーム1面1線
 を有する駅。
 駅舎内では喫茶店
 「Café 75th st.」
 が入居・営業して
 いる。


 

 

 

 

 

 

  

 

 

   
   桜と菜の花がコラボしているメルヘン
   チックな駅に到着する!
   トロッコ列車 「ゆうすげ号」
              中松駅 行き

 

 

 

 

 


 

 駅舎内には本棚や
 オルガンが置いて
 あって、レトロな
 雰囲気!

 

 

 白い扉を開けた右
 側に居心地の良い
 小さな雑貨カフェ
 「75th ST.(セブ
 ンティーフィフス
 ストリート)」が
 あり、週末営業の
 駅舎カフェが多い
 中、こちらは火曜
 日を除く毎日営業。


 

 阿蘇山をバック
 に桜満開の阿蘇
 白川駅を往く!

 

 


    

 
 
 

 

 

 



 

 

  ≪ 阿蘇白川 ~ 中松 ≫
  背後に阿蘇内輪山の美しい山並みが
  そびえ、田園地帯を往く!
  トロッコ列車 「ゆうすげ号」
 

 

 




 

 

 

 

 

 

 

 



 
  ≪ 中松 駅 ≫
 鉄骨むき出し、
 ひし形デザイン
 を多用したアー
 トなスタイルの
 駅舎で無人駅。
 


 駅舎の旧駅事務所
 を利用したカフェ
 が週末に登場。
 その名も「ひみつ
 基地ゴン」。
 大きなショーケー
 スに歴代の「〇〇
 ジャー」たちのロ
 ボットおもちゃが
 ズラリ!


    相対式ホーム2面2線を有する南阿蘇鉄道で唯一、車
    両が行き違いできる駅。
    中松駅では折り返し高森行の発車まで9分間停車し
    ます。その間乗客はホームで思い思いの時間を過ご
    します。
    なお中松駅は無人駅なので、中松から高森まで片道
    乗車する場合は車掌さんから乗車券とトロッコ券を
    購入することになります。

   ※ この時は、立野駅~中松駅間の10.6KMは未だ不
     通となっており、中松駅折り返しとなります。






 

 

 

 




        〔祝〕 全線運転再開  (2023年7月15日)

    ≪ 中松 駅 ≫
  立野渓谷に掛かる第一白川橋りょうの架け替え
  をはじめとした被災箇所の復旧工事を終え、
  2023年7月15日に立野駅から中松駅間が運転
  再開し、約7年3か月ぶりの全線運転再開となり
  ました。
  また同時にJR豊肥本線の肥後大津駅まで午前中
  の2往復が乗り入れを開始しました。
  豊肥本線直通列車にはMT-4000形が使用される。

  駅舎に立て掛けている ” 全線運転再開 ” のお祝
  い看板!
  今まで不通区間であった線路からトロッコ列車
  「ゆうすげ号」 が入駅してきました。
  感慨深く、なんだか胸に熱いものを感じます!

 

 

 

 

 

 




                MT-2003A形が中松駅に到着!(MT‐ 2003A形は2024年1月引退)

 

 

 

 

 



 

    ≪ 南阿蘇水の生まれる里白水高原 駅 ≫

  かつては読み・表記ともに日本最長の駅名であった時期
  があった。(読み仮名が22文字・表記では14文字)
  単式ホーム1面1線を有する、開業当初から無人駅です。
  十二角形の開放的なログハウス風待合所が置かれている。
   ホームから見た駅舎!  (下)

 

 

 

 

 

 

 




 

 2015年より、
 週末限定で古本
 屋がOPEN。
 その名も
 「Octopus
    Books
  ひなた文庫」

 

 

 

  「南阿蘇水の生まれる里
  白水高原駅」を観光客
  で満員の大盛況で発着
  する!
  トロッコ列車
  「ゆうすげ号」
        高森 行き



 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 





 

 

 

 

 

 





 阿蘇山をバックに
 駅に到着する!
 トロッコ列車
  「ゆうすげ号」
   高森 行き (上)

 豊肥本線直通列車
 MT-4000形 4002
 肥後大津行き(右)

 

  ≪ 阿蘇下田城 駅 ≫
 天正年間近傍にあった
 下田城をイメージして
 城郭風の駅舎です。
 「阿蘇下田城ふれあい
 温泉駅」の駅名であっ
 たが、駅舎内温泉施設
 が震災で営業断念。全
 線再開時に駅名を変更。

  ” 縁結びの石 ”
 縁結びの石と男性を表し
 ている石灯籠。
 古くから伝えられた縁結
 びの石には、石の両側に
 あいた穴の中で男女が固
 く手を結びあうと、その
 二人は必ず結ばれるとの
 言い伝えがある。


駅舎内には、震災前に温泉浴場を併設していた様子がうかがえます。

 

 

 

 

 



  ≪ 加勢 駅 ≫
 山間の単式ホーム
 1面1線を有する
 無人駅。
 駅舎は高床式で、
 駅前より一段高い
 ホームに面した階
 段を上がる。

 高森方面を望む!

 

 小さな駅舎
(待合所)を併設。

 待合所には可愛い
 ワンピースキャラ
 クター人形が?

 



 
        ≪ 長陽 駅 ≫
   現在の駅は昭和3(1928)年に建築、南阿蘇
   鉄道の中で最も古い駅舎です。
   (駅名の由来)
   南阿蘇は外輪山の影響で日照時間が短いが、
   外輪山が立野で切れているためにこの地には
   西日が長く当たる。そのため長陽の名が付い
   たとされる。

   駅事務所であった部分を改装した駅舎カフェ
   「久永屋」として土日祝のみ営業している。
   地元の方々や旅人の憩いの場となっている。
       

 

 

 

 

 

 




 

 木製のラッチを
 通り駅舎から出
 ると、古き良き
 時代を感じさせ
 る ” ほっこり ”
 とした気分にさ
 せられます。

 

 ホームには駅舎
 に沿って木製の
 趣のある椅子が
 並んでいます。

 MT-4000形の
 立野行きが到着
 しました。
 あと一駅で終点
 ですね!



     ≪ 長陽 ~ 立野 ≫

  第一白川橋梁(高さ64.5m)は、昭和
  3年に完成している歴史ある鉄橋です。
  完成当時、水面からの高さが日本一であ
  った。現在でも、のちに建設された、高
  千穂橋梁、大井川鐵道関の沢橋梁に次ぐ
  高さである。

  1953年6月26日の熊本大水害には、橋
  梁前後のトンネルにも水が押し寄せてき
  たという。

  第一白川橋梁を渡る!
    トロッコ列車「ゆうすげ号」
  

 

 

 

 

 

 

 

 




  第一白川橋梁では、以前高千穂橋梁で行っ
  ていたように、運転士が乗客に車窓を楽し
  ませるため、乗客サービスの徐行運転を行
  っています。

 

 

  第一白川橋梁を渡る! MT‐ 4000形
                  (下)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 立野駅からすぐのところにある立野橋梁は
 九州では珍しいトレッスル橋で、2010年
 7月に山陰本線の旧余部橋梁が供用を停止
 してからは日本最長 (136.8m) の鉄道用
 トレッスル橋である。
 また、トレッスル橋という種類では日本で
 3番目の高さ(34m)です。
 立野ダム(建設中)の枠抜きお立ち台より
 撮影! MT‐ 4000形    (右・下)

 引退した! MT‐ 2003A形  (左・下)



 

 

 

 

 

 

 

 



  
  ≪ 立野 駅 ≫
 南阿蘇鉄道の全線
 復旧に伴い、ログ
 ハウスのモダンな
 駅舎に!
 JR豊肥本線と、
 南阿蘇鉄道高森線
 の2路線が乗り入
 れている。

 
 立野駅舎は県産
 材を多く使った
 2階建て。
 地元住民の交流
 施設にもなって
 いる。

 

 

 

 

 ログハウス風の
 待合室!
 2階に上がる
 エレベーター

 



 

 JR豊肥本線へ渡る
 通路。
 通路には、南阿蘇
 鉄道のJR豊肥本線
 乗り入れ用線路の
 踏切がある!



 

 南阿蘇鉄道ホーム
 は、駅舎から下階
 に降りた連絡階段
 裏手にある。
 ホームには ” おか
 えり南阿蘇鉄道 ”
 の垂れ幕が!



 

 初発列車が立野
 駅に到着!
   (6:31)
 折り返し高森駅
 に向かう!
   (7:20)

 

 

 豊肥本線直通列
 車MT-4000形
 肥後大津行きが
 乗入れ用線路を
 通り豊肥本線ホ
 ームへ!
   (6:57)
 午前中の2往復
 が肥後大津駅ま
 で乗入れ。

 ホームの西側
 (JRホーム方向)に
 留置線と豊肥線と
 の接続ポイントが
 ある。
 「九州横断特急」
 とトロッコ列車
 「ゆうすげ号」が
 ご対面!
 

 

 トロッコ列車
 「ゆうすげ号」
 留置線を出て
 ホームへ!

 高森駅に向けて
  ” いざ出陣 ”
 

 

 



 

 トロッコ列車
 「ゆうすげ号」
 大勢の観光客
 が待ち構える
 ホームへ!

 

 

 

 

  ” MT-2000A形 ”
 1986年、南阿蘇鉄
 道が国鉄高森線の経
 営を引き継いだ際に
 MT‐2000形として
 3両導入。
 前面は京浜急行電鉄
 の車両を意識した塗
 装に変更された。
 (2024年1月引退)

 
 車内はセミクロ
 スシートで車体
 中央部に4人掛
 けボックスシー
 トが通路の両側
 に4組ずつ配置
 されている。
 

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