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蒸気機関車
SLやまぐち号(山口線)
SLやまぐち号は、「新山口駅」を出発し、白狐が見つけたといわれる美肌の湯「湯田
温泉」、大内文化の香り漂う「山口」、四季折々の情緒を楽しめる「長門峡」、山陰の小
京都「津和野」までの62.9kmを約2時間かけて走ります。
新山口駅から津和野駅間を汽笛を鳴らし、煙をはきながら力強く走る ”D51形 200号機”
蒸気機関車。ひと昔前にタイムスリップしたような客車、独特の変則的な揺れや煤の匂い美しい沿線の風景が鉄道の旅を盛りあげてくれます。
グリーン車には窓が大きい展望室と、外に出られる展望デッキがあり大変人気です。風を感じながら見る景色も最高ですが、住民や観光客の方が手を振ってくれる様子を車窓から眺めながら、人の温かさを感じさせる鉄道旅です。
編成はマイテ49風客車は2+1列のグリーン車、それ以外の客車は普通車指定席となり、
グリーン車1両、普通車指定席4両の編成で、臨時快速列車の扱いのため、乗車券のほかにグリーン料金、指定席券を購入すれば乗車可能です。
前回、昭和54年に訪れてから久し振りとなりますが、沿線での撮影と共に、津和野駅から
新山口駅までの下り ”D51形 200号機” 牽引 「SLやまぐち号」に乗車しました。
※ 昭和54年の撮影は 山口線 をクリックして下さい!
≪ 地域交流ステーション 宮野 ≫
駅舎前にカイズカイブキ(ヒノキ科)
の大木がそびえ立つ!
大正6年7月1日、山口線が山口から宮
野を経て篠目まで開通した折、宮野駅
の新設を記念して植栽されたもの。
地域交流ステーション宮野とは、JR
の駅舎ではありませんが、 通常、宮野
駅と言われている。
平成13年、宮野住民や山口県立大学生
及び当駅利用者の交流の場として開設
されました。
駅舎は2001年に
「地域交流ステー
ション宮野」と名
付けられ、地域住
民等の交流の場と
して活用されるよ
うになった。
駅舎内に昔の宮野
駅の写真が貼られ
ている。
また、自動券売機
が設置されている。
SLやまぐち号
は一旦、1番線
の留置線に客車
を留置した後に
機関車のみ方向
転換のために転
車台へ向かう。
SLやまぐち号
は、側線から
1番線の留置線
へ転線!
1番線の留置線
に到着!
(乗降扱いは出
来ない。)
駅から徒歩7分
(約500m)にあ
る転車台見学広
場(入場無料)
において、SL
の転車台作業を
見学することが
できます。
車体の長さに対
して転車台はほ
とんど余裕がな
いようで、入念
に位置確認が行
われます。
転車台は反時計
回りに約90度
動かされ、
D51は、5分
でピットに入り
ました。
≪ 太皷谷稲成神社 ≫
(たいこだにいなりじんじゃ)
日本五大稲荷の一つに数えられ、出雲
大社に次いで島根県内2位の年間参拝
客を数える。
津和野城の城山の一角に位置し、江戸
期には時刻を知らせる太鼓が鳴り響い
た谷間であったことから太鼓谷と呼ば
れる。「稲成」との表記は、願い事が
叶うようにとの思いからとされる!
(津和野駅から徒歩約30分)
≪ 津和野 駅 ≫
「山陰の小京都」と称される観光の町
で津和野の玄関口の駅。
2022年8月に駅開業100周年を記念
して、建物がリニューアルされた。
津和野の街並み景観に合わせた造りを
している。
駅前には、D51 194号機が静態保存
されている。
SLやまぐち号
16時12分発、
新山口行きに備
え、水や石炭の
補充、 点検を
終え、転車台で
方向を変えた、
機関車と客車が
連結されます。
大勢の観光客が
見つめる中、機
関車と客車が連
結されます。
連結ホースと連
結状態の確認!
客車との連結を終
え、1番線の留置
線から2番線ホー
ムに転線!
ここでも、先頭に
無線機を待ち指示
しながら添乗する
係員が!
「SLやまぐち号」
16時12分発
上り 新山口行き
2番線で発車準備
完了です!
SLに携わる機関士
機関助士、見習、
車掌の皆さん!
(下)
≪ 1号車(グリーン車)≫
オロテ35は、定員23名。
マイテ49形を参考として新製
された展望車で、開放式展望
デッキを備えています。
マイテ49形は庶民には手が届
かなかった戦前の1等展望車。
「SLやまぐち号」では、特急
「富士」、特急「つばめ」の
1等車気分を味わえる上、展望
デッキにも立ち入れるので、
グリーン券2500円は十分にそ
の価値があるといえます。
展望車の天井と
照明!
1号車(オロテ35)はグリ
ーン車で、客室は2×1の
回転リクライニングシート
(一部4名用と2名用のボ
ックスシート)です。
1号車の津和野側の端部に
はトイレが設けられていま
す。ベビーカーやスーツケ
ースなども収納できる荷物
置き場もあります。
4名用の固定ボックス席
(右・下)
≪ 2号車(スハ35)≫
普通車で、左右両側に4名用のボ
ックスシートが並んでいます。
落ち着きのある紺色と垂直の背も
たれの座席が、懐かしさとモダン
さを感じさせます。
新山口側の端部にはトイレが設け
られています。ベビーカーやスー
ツケースなども収納できる荷物置
き場があります。
フリースペース
では、実際の山
口線の映像で
SL運転を体験
できる!
運転シミュレー
ター「機関士体
験 走れ SL
やまぐち号」
SLの仕組みを楽しく学習できる投炭ゲーム
「走れSL缶焚(かまたき)ゲーム」
≪ 4号車
(オハ35)≫
2号車と同じく、
普通車で左右両側
に4名用のボック
スシートが並んで
います。
筆者は、1号車(グリーン車)に乗車したかったのですが、競争が激しくて無念、今回は4号車に乗車しました!
事前に新山口駅で購入した 「SLやまぐち弁当」を食しました。
※「SLやまぐち弁当」 国鉄文字でSLのレトロなイメージを再現したパッケージや、岩国寿司やふぐ、長州鶏など
山口のご当地名物がふんだんに盛りこまれた美味しい駅弁です!
壁に掲げられて
いる路線図と可
愛いイラスト!
≪ 5号車(スハテ35)≫
緑色のシートが特徴で、左右両側
に4名用のボックスシートが並ん
でいます。
車いす対応の座席やバリアフリー
対応の多目的トイレなど、障がい
者や高齢者にも優しい造りになっ
ている。
津和野側端部にテラス状の展望デ
ッキが設けられ、津和野駅から新
山口駅までの復路は展望デッキが
利用できる。
記念スタンプが設置されている。
車椅子対応の座席
と
バリアフリー 対応
の多目的トイレ
≪ 三谷 駅 ≫
島式ホーム1面2線を有する列車交換可能
な無人駅。
全ての特急列車が停車するが、特に自動
券売機は設置されていない。
自治体が設置したログハウス風の待合室
を、銀杏の木の真下に設けている。
特急「スーパーおき」 キハ187系
米子 行きとの離合待ち!
(「SLやまぐち号」展望デッキから撮影)
≪ 長門峡 駅 ≫
ホームに面して小さな駅舎がある、
単式ホーム1面1線を有する無人駅。
家族揃っての「SLやまぐち号」の
お見送り!
道の駅「長門峡」
県立自然公園「長門峡」の入口にあり
SLを間近に見ることができる道の駅。
道の駅の職員さんや、観光客が写真撮
影しながらのお見送り! (下)
(「SLやまぐち号」展望デッキから撮影)
≪ 篠目(しのめ)駅 ≫
ひときわ目を引くレンガ造りの「給水塔」
が残っている。
これは大正6年7月1日、山口線山口駅 -
当駅間延伸時に終着駅として開設した際、
蒸気機関車への給水のために設置された
ものである。殆どがディーゼル列車とな
り、「SLやまぐち号」も使用していない
ため、現在はポンプ機能等は備えていな
いがフォトスポットとなっている。
爆煙をあげ、篠目駅を発車する!
「SLやまぐち号」新山口行き
≪ 新山口 駅 ≫
機関士の皆さん
お疲れさまでし
た!
大役を終えホッ
としたような笑
顔が微笑ましい
ですね!
D51形 200号車牽引の「SLやまぐち号」は、
津和野から新山口まで1時間48分の旅を終え、
18時に新山口に到着しました。
今回の「SLやまぐち号」の撮影は、昭和54年
以来で46年振りの訪れとなりました。
懐かしくもあり、また、地元の皆さんの「SL
やまぐち号」に対しての愛着や大切に見守って
いこうという暖かさを感じられ、楽しい旅とな
りました。
また、貴婦人の愛称で知られるC57形1号機が
2026年10月に修理をおえて再び走る予定と聞
きます。 再度、訪れるのが楽しみですね!
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