~ 懐かしき想い出 ~  ふっしゃん 鉄道写真の館

線路

HOME 地図検索 JNR・JR > 或る列車(久大本線)

JNR・JR

或る列車(久大本線)

久大本線
      久大本線は、福岡県久留米市の久留米駅から大分県大分市の大分駅に至る141.5Kmの鉄道路線で
      「ゆふ高原線」の愛称がある。
      明治39年(1906年)、JR九州の前身「九州鉄道」がアメリカのブリル社に豪華客車を発注したも
      のの、活躍する機会のなかった通称「或る列車」。 鉄道をこよなく愛し、世界的な鉄道模型の神様
      といわれた故・原信太郎氏が作成した模型を元に、水戸岡鋭治氏がデザイン・設計。 「原鉄道模型
      博物館」副館長を務める原健人氏が監修、2015年(平成27年)8月8日に運行を開始した、黄金の
      キロシ47形2両編成が九州各地を駆ける。
      2021年11月、それまでのスイーツ主体から、東京南青山の名店”NARISAWA"のオーナーシェフ
      成澤由浩氏が監修したコース料理が満喫できる列車に生まれ変わった。
      今回、博多~由布院を駆ける「或る列車」の撮影とともに、由布院から博多まで約3時間の快適な
      「或る列車」乗車記 を掲載しています。

   ≪ 博多 駅 ≫
 ゴールドとブラックを基調
 とした車体は、クラシック
 で華やかな雰囲気。駅のホ
 ームでひときわ存在感を放
 っています。 ン

 

 

 博多駅5番線ホームで鐘を
 鳴らし、10時58分の発車
 を知らせる客室乗務員! 「或る列車」 由布院行き
 温かいお見送りで、九州に
 来たことを実感!



 

 

 

 

 

 
 ≪ 豊後中川~
   天ケ瀬 ≫
 玖珠川を渡る!
 「或る列車」
   由布院行き
 

 
 ≪ 引治~豊後中村 ≫
 鬱蒼とした森の中
 から現れた!
    「或る列車」
 

 

 杉林を抜け鳴子川橋
 梁を渡り博多へ向か
 う!

 




 

 紅葉した木々を
 背景に鳴子川橋
 梁を渡り、由布
 院から博多へ向
 かう!

  「或る列車」



 

 

 

 






 

 

 

 

 

 




 
 ≪ 野矢~由布院 ≫

 豊後富士と呼ばれる
 由布岳を背景に由布
 院駅に到着する!
    「或る列車」
     



    ≪ 由布院 駅 ≫
 由布院温泉などの観光地を
 擁する地区の拠点となる駅
 駅舎は1990年竣工、礼拝
 堂がイメージされ木造で黒
 塗りの外観を持ち、中央部
 は高さ12mの吹き抜けの
 あるコンコース、隣接して
 イベントホールを兼ねた
 待合室が配置されている。


 
 1番のりばの日田方
 向のホーム端には
 「足湯」がある!

 

 

 

 JR四国で2011年4月
 に廃車となったキハ
 47形気動車のキハ
 47 176・1505を譲
 り受け改造。
 2両編成で新形式の
 キロシ47形となって
 いる。



 

 右側のロゴは、星の
 中に「或」の文字!

 キハ185系 ゆふ3号
 大分行きとご対面!


 車体にはハートマー
 クがいっぱい!
 ロゴは「SWEET
 TRAIN」の頭文字
 「S」と「T」をあし
 らったもの!

  1号車
   キロシ47-9176


 

  2号車
   キロシ47-3505

 

 

 

 

 


 15時発「或る列車」
 博多行きの発車を知
 らせる鐘を鳴らす!
   由布院駅係員
 

 



「或る列車」乗車記 ( 由布院駅 15:00 ⇒ 博多駅 18:07 )

 

  「或る列車」は2両編成で、1号車はオープンタイプ。
  2名席と4名席があり、ロマンチックな色・クラシカルな
  形・素材は明るく優しいメープル材を使い、その調度品
  はまるで高級ホテルのよう!

 

 





 

   天井は、人気の豪華列車「ななつ星in九州」と同じ
   「格(ごう)天井」。
   四つ葉のクローバーを模したデザインで木のぬくもり
   を感じられる車内です。


   客室乗務員さんによる一人一人にきめ細やかな接客!

 

 

 


 2号車は個室タイプ。

 各コンパートメント間は大川組子の扉で仕切られていて、
 プライベート感のあるつくりになっています。
 組子は「ななつ星in九州」でも使用された技術を起用。
 床にもふんだんにウォールナット材が使われ、木の温もり
 を感じられる落ち着いた空間が広がります。
 客室乗務員さんに、コース内容やドリンクの説明、観光地
 周辺を列車が通過するときは紹介してくれたりと、素敵な
 笑顔で細やかな気遣いをしてもらいました。




 

 

 

 

 

 

 




   ” オープンキッチン ”
 1号車の車端部には「BAR
 ARU」と名付けられたキ
 ッチンスペースがあり、華
 麗な技で料理を仕上げてい
 く様子を見ることができま
 す。車内で盛り付け、仕上
 げる。この手間こそが、美
 しい「或る列車」のコース
 料理には欠かせません。
 

 
  1号車と2号車の
 間の通路も、格子
 とステンドグラス
 が大変美しい!
 

 

 

 

 

       原信太郎氏が作ったSLの模型も飾られています。

 

 

 

 

 

 


 

 2号車車端部の通路
 にも細かな意匠が光
 ります。

 

 

 

 

 

 隣の2号車に移ると
 ドリンクなどを用意
 するスペースがあり
 ます!

 

 

 

  2021年11月より、これまでのスイーツコースからコース料理を満喫できる列車に生
  まれ変わり、東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフ成澤由浩
  が監修したレシピによる九州の食材を使用したコース料理が満喫できます。

  「或る列車」はアルコールも含めて全てフリードリンクスタイル。料理に合わせて、
  ドリンクをセレクトできます。ワインも海外産ではなく全て九州産。今回のリニュー
  アルに合わせて、九州産の日本酒、焼酎が新しくラインナップされました。ソフトド
  リンクも九州産にこだわり、緑茶、紅茶、日向夏ジュースに完熟みかんジュース、天
  然の炭酸水などが用意されています。
  笑顔と共に最高のサービスを提供してくれる客室乗務員さん。料理ごとに詳しい解説
  もしてくれます!

  上段 (左)  ウエルカムドリンク   (右)  前菜   
  中段      お魚料理             お肉料理
  下段      スイーツ             ミニスイーツ


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




   ≪ 豊後森機関庫 ≫
 豊後森駅の東側に昭和9年
 の久大線全線開通とともに
 完成。最盛時には蒸気機関
 車21台が所属する大規模
 な扇形機関庫であった。
 国鉄9600形蒸気機関車
 29612号機が保存されて
 いる! (車内より撮影)


  ≪ 筑後吉井 駅 ≫

 「或る列車」ひと休憩?
 昭和3年の駅開業当時からの
 駅舎だが、大幅に改装されて
 いる。

 

ページの先頭へ

 

線路

Copyright ⓒふっしゃん鉄道写真の館.All Rights Reserved.