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私鉄ローカル線
ひたちなか海浜鉄道(旧・茨木交通)
2008年(平成20年)、茨城交通から湊線を引き継いで経営している、ひたちなか市と茨城交通が出資する
第三セクター方式の鉄道事業者です。茨城県ひたちなか市の勝田駅から旧那珂湊市街を経由して阿字ヶ浦駅
とを結ぶ計10駅、14.3kmを運行しています。全列車が各駅停車で、朝のラッシュ時は2両編成(学校が休
みの期間は1両で運行)、それ以外の時間は1両編成となる。2010年4月6日から全列車がワンマン運転とな
った。多客期などは3両編成で運行されることもある。
※ S.54.5 撮影/茨木交通は上段Ⅰをクリック!
≪ 中根―金上 ≫
” キハ3710形 01 ” 勝田行き
※ キハ3710形
茨城交通自社発注車両としては、昭和35年のケハ600型以来の新造車両。
01は平成7年、02は平成10年に購入。新造されたキハ3710型は「軽快DC」
と呼ばれる全長18.5mの車両。湊線初の冷房車で、車内はロングシートで定
員は座席55人、立席68人の計123 人。後ドア付近に車椅子スペース有り。
形式の3710は“みなと”にちなんだもの。平成21年度に開催された「車両デ
ザインコンテスト」の最優秀作品「曙光(しょこう)の大地」へ塗替えが行わ
れました。平成22年2月14日から現デザインで運行。
” ミキ300形 - 103 ” 勝田行き
※ ミキ300形(ミキ300-103)
2008年に廃止された三木鉄道から、
旧型車両を更新する目的で2009年
にミキ300形(ミキ300-103)を購入
同年6月11日に那珂湊駅構内に搬入、
そのままの形式名・車番塗色で同年
8月30日から運行を開始した。線内
の他形式と併結しての運行はできず
単行のみで運用されている。
≪ 中根駅 ≫
” キハ11形 - 7 ”
スポンサーはクリーニング専科のラッピング電車!
県内では、関東鉄道、鹿島臨海鉄道で既に実績があり、黄色と黒2色の人目を
引くカラーリング、車内にもオリジナルキャラクターの黒田ウーサーがたくさ
ん描かれた、見ても乗っても楽しい車両です。
※ キハ11形
東海旅客鉄道及び東海交通事業で使われていた車両で
平成27年4月に3両を購入。キハ11-5は平成元年製
造で元東海旅客鉄道所属、キハ11-6、11-7は平成
5年製造で元東海交通事業の所属。購入後、一部設備
の改造や塗色の変更を経て、平成27年12月30日から
営業運行を開始しました。
” キハ11形 - 5 ” (左)
” ミキ300形 - 103 ” (右)
≪ 中根駅付近にて ≫
” キハ3710形 ”
( キハ3710-01+キハ3710-02 )
※ キハ3710形-02(ラッピング電車)
ひたちなか市内にある建設機械製造のコマツ茨城工場の竣工10周年記念
事業として、片面は6月のコマツ茨城工場フェアにて描かれたぬり絵や
イラストを広告ラッピングに反映させたデザインとなっています。
” ミキ300形 - 103 ”
※ 勝田駅
ひたちなか海浜鉄道湊線が発着する1番線ホームは、JR
常磐線の2番線ホームの日暮里方の一部を切り欠いて設
けられている。1番線ホーム上にはひたちなか海浜鉄道
が業務を行う中間改札口が設けられ、2番線ホームとの
間に柵が設置されている。ここにJR線出場用・入場用
の簡易Suica改札機も設置されている。
勝田車両センターの最寄駅であることから、特急「ひたち」
「ときわ」(土浦駅発着を除く)の全列車が停車する。
また、約半分の普通列車と特急「ときわ」の多数が当駅
始発・終着である。