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私鉄ローカル線
関東鉄道(常総線)
茨城県取手市の取手駅から同県筑西市の下館駅までを結ぶ51.1 km(複線区間:取手 - 水海道間17.5 km)
で駅数は25駅、日本では珍しい非電化の通勤路線となっています。路線名は、沿線が旧常陸国と旧下総国に
またがることに由来し、関東平野のほぼ中央、利根川水系の鬼怒川にほぼ並行して南北に走る。
また、「サイクルトレイン」を実施しており、水海道駅 - 大田郷駅間で9時30分 ~ 14時30分に乗車する場
合に限って、1人1台まで自転車を無料で列車内に積み込むことができる。
※ S.54.5 撮影/関東鉄道は上段Ⅰをクリック!
≪ 黒子(くろご)駅 ≫
単式・島式複合の3面3線のホームを持つ無人
駅。下館方に構内踏切があり、各々のホーム
には待合室がある。
桜で有名な黒子駅に到着する! ” キハ2200形 2203 ” 下館行き
” キハ5000形 5002 ” 下館行き
※ キハ5000形
平成21・25年に新造された新潟トランシス製の自社発注車で、従来の車両に比べ環境
に良い新型エンジン、台車はユニットブレーキ式のボルスタレス台車を採用。また、車
両の外観は鬼怒川(青)と小貝川(青)の間を走る常総線(赤)をイメージした新しい
カラーリングになり、室内では腰掛の色を明るいデザインに変更、4両が在籍している。
≪ 大宝(だいほう)駅 ≫
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で無人駅。1番線ホームに、待合所だけの
小さな駅舎が設置されている。かつては大宝八幡宮の例祭に参拝する大量の客
をさばくため、旧駅舎からホームまでの間には異例なほどの広い敷地が確保さ
れており、駅前の広い土地がその名残である。
大宝駅に到着する!
” キハ5000形 5002 ” 下館行き
” キハ5010形 5012 ” 取手行き
※ キハ5010形
平成29年に新造した最新の車両で、排気ガスのクリーンなコモンレール式ディーゼル
エンジンを搭載。戸開閉予告灯やLED照明等を採用することで安全性や快適性の向上
を図っている。ボディーカラーは鬼怒川と小貝川をイメージした青色と、稲穂を表す
黄色を配するデザインを施し、2両が在籍しています。
” キハ2400形 2402 ”(左) ” キハ2400形 2404 ” (右)
※ キハ 2400形
平成16・17年に新造された車両で、キハ 2200形をベース
に、電気指令式ブレーキや、保安ブレーキの二重化、駅名案
内装置を設置した両運転台の車両で、6両が在籍しています。
≪ 小絹(こきぬ)駅 ≫
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホーム上に桜の
大木がある。取手寄りに構内踏切があり、上り取手方面
ホームには複線区間の駅では唯一の待合室がある。駅舎
は三角屋根を持ち2017年現在、私鉄の駅では「ぬ」で
終わる唯一の駅名である。
ホーム上の桜の大木
桜満開の小絹駅を発着する!
” キハ2100形 2106”(左)
”キハ2200形 2201 ” (右)
”キハ2100形 2105 ” (右) ” キハ2400形 2404”(左)
※ キハ2100形
平成6年から平成8年にかけて導入した新造車両で、機関、
変速機、台車などに新型機器を採用、省エネ・高性能化に
努め、車内には冷房設備を装備、また、戸ジメ保安装置な
ど運転保安装置も充実させ、安全性の向上を図っている。
車椅子スペースや優先座席も設置、12両が在籍している。