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秩 父 鉄 道

秩父鉄道は1899(明治32)年に会社設立、1930(昭和5)年3月に熊谷~三峰口間が開業したのが
始まりである。また、羽生~熊谷間は地元の有力者が計画して北武鉄道を発起し、1921(大正10)
年に羽生~行田間が開業。運営は東武鉄道に委託しており、さらに同月のうちに熊谷まで延伸。
そして翌年の1922(大正11)年に秩父鉄道と合併して現在の体制が成立した。1923(大正12)年に
秩父セメントが設立されると、秩父鉄道はセメント、石灰石輸送で大いに潤うようになり、それは
現在も続いている。        ※1983年に訪れた際の撮影です。

 

 

 

 
    ≪ 三峰口駅構内にて ≫

 

 

  

  ” デハ300系 303 ” 急行「秩父路 」
   ※ デハ300系
  優等列車である急行「秩父路」に使用されていた秩父鉄道のオリジナル車。
  1959年に日本車輌製造で製造された。登場当時はデハ300(M1)+デハ300(M2)
  の2連であった。

 

 「みつみね」号 池袋行き 
  ※ 東武鉄道 8000系6連 「みつみね」号
  東武東上線の池袋からの直通運転で三峰口まで乗入れた「みつみね」号、東上線内は
 特急列車として運転されていた。

          

 

                           ” デハ100形 109 ” 熊谷行
       ※ デハ100形
  秩父鉄道に在籍していた17m級車両の通勤型電車である。1950~1954年に、主に
 木造車の鋼体化改造車として日本車輌製造東京支店で製造された。最大時、デハ100形 (デハ101~113)、クハ60形(クハ61~67)、クハニ20形(クハニ21~30)、
 クハユ30形(クハユ31)の31輌が在籍したが1988年までに全車両が廃車になった。
 デハ107号とクハニ29号が秩父鉄道車両公園にて保存されている。

 

 

 

 

 

 

                      ” デハ300系 303 ” 急行「 秩父路 」

                                 

 

 

 ” 800系 854 ” 羽生行き
   ※ 800系
 小田急電鉄が1946年から1981年まで運用を行なった1800形通勤車両。小田急では初
 となる全長20m級の大形車両で、収容力を生かして朝の通勤ラッシュ時の輸送に重用
 されたが、加速性能が低いことから1981年までに全車が廃車となり秩父鉄道に譲渡さ
 れた。秩父鉄道では800系として使用されることになり、制御車の連結面寄り車端部に
 は両開きの仕切り扉が設置された程度で、特に大きな改造は行なわれず、車両番号も
 小田急時代の番号から1000を減じただけである。

 
  ” 800系 860 ” 熊谷行き (左)
  ” 100形 ” 三峰口行き   (右)

 

                           

                     

 
        ” 800系 ” 熊谷行き (右)
        ” クハニ20形 22 ” 三峰口行き(左)  

 

                      

    
  ” クハニ20形 22 ” 三峰口行き

 

 

 

 

  ≪ 上長瀞~親鼻間 ≫  荒川橋梁にて!
  東武鉄道 8000系 「みつみね」号(右)
   ” 800系 ”  三峰口行き    (左)
                          

 
   ” デキ300形 ” セメント輸送列車(右)
   ” 100形 102 ” 三峰口行き    (左) 

 

 ” デキ300形 302号機 ” 牽引 石灰石輸送列車
   ※ デキ300形 電気機関車
 1967年に3両が日立製作所で新製され、1963年に製造されたデキ200形の特殊な部分
 を普通に戻した形態の機関車である。制御ノッチは16段に戻り、空転防止システムは、
 空転時に警報が鳴り自動的に各台車進行方向側の主電動機が弱め界磁になる電気的なシ
 ステムを採用することで補った。台車は一般的な軸ばね式。車体はデキ200形とほぼ同
 じで、ひさしがなくなり、避雷器が屋根上に移設された。当初は前照灯は白熱灯であっ
 たが、のちにシールドビームに変更された。現在でも3両全車が現役で活躍中。

 ” デキ1形 4号機 ”
   ※ デキ1形 電気機関車

 かつて秩父鉄道に在籍した直流用電気機関車である。1922年(大正11年)に同鉄道が電化された
 ことにより、それまで蒸気機関車に頼っていた石灰石輸送を電気機関車に転換するため、デキ1 - 5
 の5両がアメリカのウェスティングハウス・エレクトリック(車体・台車などの機械部はボールド
 ウィン)で製造、輸入された。電化時に発注し、同年4月から使用開始となっている。日本に輸入
 された初めての幹線用大型電気機関車で、大井工場(現在のJR東日本東京総合車両センター)で
 組み立てられた。その後、老朽化や貨物輸送量の減少が影響し、1984年(昭和59年)日本セメ
 ント(現太平洋セメント)埼玉工場(現日高工場)向け石灰石輸送が廃止になるとデキ3・デキ4
 ・デキ5の3両が同年10月31日付けで廃車となる。その後1988年(昭和63年)12月1日付けで
 デキ1が、1994年(平成6年)11月30日付けでデキ2が廃車となり、形式消滅した。

                           ” 500系 606 ” 熊谷行き
         ※ 500系
  1962年 - 1967年に日本車輌で、デハ500形とクハ600形による2両編成9本、合計
  18両が製造された。車体形状等は300系に準じているが、車内はロングシートです。
  このため側面の客用窓は小さくなり、窓割りが大きく異なっている。 前面は正面二枚
  窓のいわゆる湘南形であったが、前照灯が二灯化されたため、300系との識別は容易
  であった。             1992年3月31日付けで全車廃車となった。

 

 ” デハ300系 301 ” 急行「 秩父路 」

 

 

 

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