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函 館 市 電

北海道の玄関口、函館市内に路線を有する同市企業局交通部(2011年3月までは同市交通局)
により運営される路面電車です。歴史は古く、函館に最初の鉄道は1897年(明治30年)に弁天
町(現・函館どっく前) - 東川町(後の東雲町)間に開業した亀函馬車鉄道です。亀函馬車鉄道は
翌年に大幅に路線網を増やし、その後、電化を行い、1943年(昭和18年)に函館市に営業が譲
渡されています。最盛期には6路線合計17.9 km(12系統)の路線を有していたが、乗客の減
少から経営状態が厳しくなり、昭和53年、平成4年、平成5年に路線の一部を廃止し、現在は
4路線合計10.9 km(2系統)の路線を運営しています。 ※ 平成2年に訪れた際の撮影です。

 ” 500形 521号車 ” 駒場車庫前行き
  ※ 500形
1948年(昭和23年)~1950年(昭和25年)にかけて、日本車輌製造株式
会社で30両製作された。名古屋市電BLA形の流れを汲む半鋼製低床ボギー車
で、札幌市電600形とも同属とされる。乗降口が3ヶ所(左右併せて6ヶ所)
ありますが、昭和38年11月より1ヶ所を閉鎖し、他の車輌と同様に2ヶ所を
使う運用となっています。定員は80名です。30両の内28両は廃車、505号
は改造車となり、530号1両を残すのみとなりました。

 

  ” 500形 522号車 ” 駒場車庫前行き

 

 

 

 

 

 

    ≪ 湯の川電停にて ≫

      ” 710形 711号車 ” 谷地頭行き

 

 

 

                       ” 710形 723号車 ” 駒場車庫前行き
       ※ 710形
    1959年(昭和34年)~1961年(昭和36年)にかけて、新潟鉄工所で14両製作
    され、定員は90名です。前扉は2枚引戸、中扉は片開きの2扉車で、側窓は上窓
    Hゴム固定、下窓上昇式のいわゆる「バス窓」である。前面及び側面の窓上に方
    向幕を備えている。制御方式は800型とは異なり間接自動制御方式の仕様です。
    加速のコントロールは「自動進段式」であり、自動車に例えるとオートマティック車仕様です。14両の内712、713、714、
    717の4両は早い時期に廃車になりました。711号は2010年(平成22年)3月、722号は2014年(平成26年)3月で廃車
    となり、8両が活躍しています。

 

 駒場車庫前行き!
” 800形 804号車 ” (左)
” 800形 811号車 ” (右)
 

 


※ 800形
1962年から1965年にかけて801 - 812の12両が新潟鐵工所で製造された。車体や性能は710形に準じている
が、 制御方式は710形とは異なり間接非自動制御で加速のコントロールは「手動進段式」であり、自動車に例え
るとマニュアル車仕様です。 車体更新により、12両の内9両は8000型、1両は8100型の改造車となりました。
2013年時点で800形として稼働している車両は812の1両のみである。

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