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路面電車
東急 世田谷線
三軒茶屋から下高井戸まで約5km、10駅を結び、駅間距離はすべて1km未満で全区間乗車した
場合の所要時間は17 - 18分である。都電荒川線(東京さくらトラム)とともに東京都内に残って
いる路面電車形式の軌道線であるが、全線が新設軌道となっており、併用軌道はない。 以前は
旧玉川線(通称:玉電)の一部でしたが、1969年5月、同線の渋谷~二子玉川園間が廃止された際
三軒茶屋~下高井戸間が独立して残り、名称も世田谷線となりました。現在でも玉川電気鉄道の
略称、玉川線の愛称であった「玉電」と呼ばれることがある。車両は路面電車タイプの電車を使
用しており、低床式の更新車両300系で連接の2両編成で運行しています。
車体の色は玉電カラーの緑×クリームをはじめ、赤系、青系、黄系などカラフルで、10編成すべ
てで異なっている。
≪ 三軒茶屋駅 ≫
田園都市線と世田谷線が乗り入れているが、両路線は改札外連絡となっており、
運賃も別立てとなる。世田谷線の駅は、関東の駅百選に選ばれている。頭端式
ホーム2面1線を有し、線路の両側に乗車ホーム・降車ホームがそれぞれ設置さ
れている。
降車ホーム側には改札がなく、通路
としても利用されている。
303F「クラシックブルー」(左)
305F「前面が茶色」 (右)
≪ 西太子堂 ~ 若林 ≫
環七通りと平面交差する若林踏切(西太子堂5号
踏切)では、信号(鉄道信号)が道路と同期して
いる。電車が来たら、環七の交通を止めるのでは
なく、信号(交通信号)が変わるまで電車の方を
待たせる仕様になっており、「信号待ちをする電
車」として有名スポットになっている。
303F「クラシックブルー」
(上)
308F「幸運の招き猫電車」
≪ 西太子堂 ~ 若林 ≫
若林駅を出た直後、若林踏切の手前で信号待ちをする
世田谷線車両!
310F「ターコイズグリーン 」
※ 若林踏切(西太子堂5号踏切)
東急電鉄唯一の第4種踏切で、この踏切ではいわゆる「交通整理」が行われている
ので、道路交通側に一旦停止の義務はない。かつては踏切警報機とワイヤーを使っ
た昇開式遮断機が設置された電車優先の普通の有人踏切だったが、環七通りの交通
量の爆発的な増加で踏切近辺の渋滞悪化が顕著になったため、1966年に警報機と
遮断機が撤去されて信号機が設置され現在の姿になった。交差点の名称が「若林踏
切」なのはその名残りである。
302F「モーニングブルー」(左)
301F「玉電塗装」 (右)
≪ 若林駅 ≫
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。平日朝ラッシュ時には上りホームに係員が
配置され、運賃収受を行う。
305F
2017年(平成29年)4月より玉電開通110周年を記念し、開業当初の狭軌木造単車
をイメージし前面を茶色、側面を白地に茶色のラインとしたラッピングを施す!
≪ 山下駅 ≫
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。
朝ラッシュ時には係員が配置され、運賃
収受を行う。小田急電鉄小田原線の豪徳
寺駅との乗り換えが可能。
302F「モーニングブルー」 (左)
308F「幸運の招き猫電車」 (右)
≪ 松原 ~ 下高井戸 ≫
間もなく終点 下高井戸駅へ到着!
310F(ターコイズグリーン)
308F 三軒茶屋行き
※「玉電110周年 幸運の招き猫電車」
2017年に玉川電気鉄道が開業して110周
年を迎えたことを記念して、沿線に位置す
る豪徳寺と協力し「玉電110周年 幸運の
招き猫電車」として豪徳寺が発祥とされる
招き猫をデザインしたラッピング電車を
2017年9月25日より2018年9月末まで
運行!内装にも床面に猫の足跡や招き猫を
イメージした吊り手が導入された。
301F
「玉電塗装」
≪下高井戸駅 ≫
京王電鉄の京王線と東急の世田谷線が乗り
入れ、接続駅となっている!
下高井戸駅を発車する!
308F 三軒茶屋行き
「玉電110周年 幸運の招き猫電車」
301F「玉電塗装」
デハ200形の登場50周年を記念して2005年(平成17)
11月にかつての玉電色に変更された。