函館本線(C62ニセコ号復活運転)
函館本線小樽駅 - ニセコ駅(当初は倶知安駅)間にて1988年(昭和63年)4月29日から1995年(平成7年)11月3日まで運行されていた、蒸気機関車 (SL) 牽引による臨時快速列車である。C62 3が旧型客車のスハフ44形4両とスハシ44形1両を牽引する編成で当初は小樽 - 倶知安間の運転で、1990年(平成2年)5月3日からニセコ駅まで延長された。
午前中に小樽駅を出発し、午後に小樽駅に戻るダイヤとなっており、全区間の所要時間は約2時間であった。
平成2年に訪れ、上野駅から寝台特急「北斗星」で北海道へ向かいました。
※ 寝台特急「北斗星」も下段に掲載しています。
寝台特急 ” 北斗星 ”
青函トンネルが開業した1988年3月に運行開始、上野駅- 札幌駅間を約16時間10分で運行していた寝台特別急行
列車である。食堂車やロビーカー、個室寝台を連結し日本初の豪華寝台特急ともいわれた。2015年3月、定期列車
の運行停止、その後、臨時列車として運行していたが同年8月で終了した。
運行開始から2010年ま
で一貫してEF81電気機
関車が上野 - 青森間を
牽引していた。 (左)
客車は24系25形客車で
全車尾久車両センター
所属の12両編成。(右)
赤いランプシェードが
印象的な北斗星食堂車
「グランシャリオ」
(左)
北斗星1・2・5・6号車
半室(1両の半分)の
ロビー室 (右)
函館 - 札幌間はDD51形ディーゼル機関車が牽引。運行開始直後なので塗装変更前の国鉄色の赤色である。
函館本線の七飯 - 森間(大沼公園経由)に急勾配区間があることや、他の高速列車への影響を避けるため重連で牽引していた。