ＳＬ銀河（釜石線）
東北地方の観光面からの復興支援と地域の活性化を目的として、岩手県盛岡市にある
岩手県営運動公園内の交通公園に展示保存されていた蒸気機関車、C58形 (C58 239)
を動態復元させ、釜石線を走行させるプロジェクトとして始まり、2014年4月12日に
運行を開始。
運行区間は釜石線（花巻駅 - 釜石駅間）で、2日で1往復、原則として釜石行きが土曜
日、花巻行きが日曜日に運行される。
客車は盛岡車両センターに所属するキハ141系700番台が使用される。外装は「銀河
鉄道の夜」に登場する星座や動物たちがモチーフとなっており、はくちょう座、わし
座、さそり座、ふくろう、ラッコ、鷺（さぎ）など、まるでそのまま物語の中から飛
び出したかのよう。また車体を染め上げているのはこだわりの「青」。花巻寄りの1号
車の先端が明るい青色で、釜石寄りに進むにつれて色調が濃くなり、4号車の先端が濃
紺色になっている。トーンが異なる8色もの青を塗り分けることで、「夜が明け、朝へ
と変わりゆく空」を表現しています。
（ 釜石 駅 ）
2012年に、三陸海岸の復興支援を目的として駅舎
のリニューアルが行われ、駅のテーマは「鉄のまち」
製鉄所の溶鉱炉をイメージ。外壁下部はレンガ調で、
そこから鉄をイメージしたルーバーを立上げている。
また入口ゲートは「釜」の字を模した形状を連続さ
せている。右隣に三陸鉄道の釜石駅舎があります。
駅舎内は光天井のイメージで、乳白
色のカバーで覆ったLED照明を採用
している。
駅正面外壁に、また駅舎内にも垂れ
幕にと「SL銀河」一色でPR！
（宮守～柏木平）
「めがね橋」は釜石線きっての名所です。連なった5つの半円からできるアーチ橋で、正式名称は「宮守川橋りょう」です。
岩手が生んだ名童話作家・宮沢賢治は、この橋の上を走るJR釜石線の前身「岩手軽便鉄道」をモデルに、名作「銀河鉄道の夜」
を描いたとも言われています。
雨の中で撮影状態は悪いですが、「道の駅」の近くとあって沢山の観光客や撮影者で賑わっていました！
（ 平倉 ～ 足ヶ瀬 ）
日出踏切付近
降りしきる雨の中、貸切バスで乗りつけた
東洋系（中国人？）観光客がカメラを構え
横一列に陣取り、「SL銀河」下り釜石行き
到着を今かいまかと待つ！
大きなコスモス畑が
有名なスポットで期
待していたのですが、
時期的に遅く残念！
（ 岩根橋 ～ 宮守 ） 岩根橋俯瞰
雨の中、小高い急斜面を何度も滑り落ちそうになり
ながら登り、「SL銀河」の到着を待ちましたが、
撮影時には急に雨足が強くなり無念！
いつになるかわかりませんが、再度、挑戦を試みた
い場所ですね！
