石 北 本 線
函館本線の旭川から”番外地”網走へのメインルート石北本線は、273キロにおよび
≪特急おおとり≫ ≪オホーツク≫をはじめ、急行≪大雪≫などの優等列車が走っていた。
遠軽~北見間にD51、北見~網走間にC58がそれぞれ貨車や客車を牽引していた。
ここには、石北峠と常紋峠の二つの大きな峠越えがあり、SLにとっては大変苦労する難所であった。
常紋信号所のS字カーブをゆったりとした速度で登ってきた。
” D51 1153号機 ” (貨2594列車)
鬱蒼とした原生林の山合いを後補機を従えて、信号所付近の急勾配にも拘
わらず猛烈な黒煙を噴き上げる場面を期待したが反してのどかな煙で到着。
≪ 常紋信号所において ≫
引き込み線に入線した
” D51 804号機 ” 貨1581列車
右側に下っているのが本線で通過列車はこの線を走行する!
後補機 ” DE10 4号機 ” を切り離し
生田原寄りの引込線にスイッチバックする
” D51 804号機 ”(貨1581列車)