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私鉄ローカル線

西鉄(甘木線)

 大牟田線の宮の陣から甘木まで17.9kmを結んでいます。1913年三井電気軌道により開業、
 1924年に全線開通し、その年に九州鉄道(現西鉄大牟田線)に合併され、三井線となります。
 当初は路面電車の福島線(1958年廃止)に直通していました。1942年に西日本鉄道、1948年
 に大牟田線と接続、架線電圧を1500Vに昇圧、福島線との直通はなくなり甘木線となりました。
 列車は大牟田線と直通で運転されています。このころはほとんどの列車が大牟田線花畑~甘木の
 運転でした。

 

 

 

甘木線1

 

  鉄橋を渡る! 200形

  ※ 200形
  元20形電車として、西鉄の前身事業者の一つ
  である九州鉄道が1937年から1941年にかけて
  新製した電車である。

 

 

 

 

甘木線2  

  200形 4両編成

  制御電動車は後年モ200形と形式を改め、西日
  本鉄道に継承されたのち、晩年は甘木線専用車
  両として運用された。その後も甘木線では長期
  にわたって使用されたが、1989年、甘木線の
  線路改良が実施されたことで600形に置き換え
  られ、4月29日にさよなら運転を行った後216
  編成を残し廃車となった。216編成は動態保存
  の形で残され、主に10月の甘木線の臨時電車コ
  スモス号に運用されたが、1993年に廃車解体
  された。
 

甘木線4



       ≪ 筑後川鉄橋を渡る ≫
  
     200形 (204+62) 甘木行き

 

 

 

 

 

 

甘木線3

 

 

     200形 (206+255+218) 花畑行き

 

 

 


 

 



西鉄(宮地岳線)

 福岡市内線の貝塚駅から津屋崎まで20.8kmを結んでいました。1924年に博多湾鉄道汽船が
 新博多(後の千鳥橋)から和白間で開業したのが始まりで、西鉄他路線の標準線路幅は1435mm
 ですが、宮地岳線は1067mmでした。1925年に宮地岳まで開通、1929年に電化され1942年
 に西日本鉄道に合併、宮地岳線となりました。1951年の津屋崎まで開通、1954年には西鉄博
 多(千鳥橋)~西鉄多々良(貝塚)を市内線に編入された。その後、2007年に西鉄新宮~津屋
 崎が廃止され貝塚~西鉄新宮11kmとなり、名前も貝塚線となって現在に至っています。

 


 

宮地岳線1

 

   
   ≪ 津屋崎駅にて ≫
 
   宮地岳線(現・貝塚線)の延伸により同線の
   終着駅となり、同線の区間廃止に伴い廃駅と
   なった。
       2007年(平成19年)4月1日廃止。

   終点 津屋崎駅に到着する!
   デハ8形 モ8


宮地岳線2

 

   折り返し貝塚駅に向かう! デハ8形 モ8

   ※ デハ8形
   西日本鉄道(西鉄)の前身事業者の一つである
   博多湾鉄道汽船が新製した電車で、1929年の
   電化に合わせて日本車輌製造で製造された半鋼
   製電車。    (1981年12月1日 廃車)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


宮地岳線7

 

   313形(315-365 ) 津屋崎 行き
   ※ 313形
   西鉄が大牟田線(現・天神大牟田線)向けと
   して1952年に製造した通勤形電車。
   大牟田線より転属し2007年まで4編成が宮地
   岳線で使用されてきたが、同年4月1日に西鉄
   新宮 - 津屋崎間が廃止(同時に貝塚線へと改
   称)となったことで余剰となり徐々に廃車、
   天神大牟田線から転籍した600形の台頭で
   2015年3月31日付で全車廃車され、313形
   は形式消滅した。


宮地岳線6

 

 

     313形(315-365 ) 貝塚 行き
     

 

 

 

 

 

 

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