~ 懐かしき想い出 ~  ふっしゃん 鉄道写真の館

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路面電車

伊予鉄道(市内線)

伊予電市内線

  市内線、市内電車とも呼ばれる路面電車で、松山市駅を拠点に松山城を囲む形で運行さ
 れている環状線(東回りと西回りあり)、および松山市の最大の観光地である道後温泉と
 松山市駅・JR松山駅前、松山市駅と本町六丁目を結ぶ系統が運行され、南堀端~上一万間
 は本町線以外の全ての系統が集中するため、多頻度の運行となっている。
 また、JR松山駅前・松山市駅・道後温泉駅を相互に結ぶ路線が複線化されている。
 古町~JR松山駅前~道後温泉、松山市駅~道後温泉間では、軽便鉄道時代に伊予鉄道で
 使用された蒸気機関車をディーゼル機関車として復元した「坊っちゃん列車」が運行さ
 れている。
                    ※ 昭和53年撮影 / 上段の伊予鉄道をクリック

    ≪ 松山市駅 停留場 ≫

 松山市の実質的な中心駅で四国地方で最多の乗降人員を誇る
 伊予鉄道 松山市駅に隣接している松山市駅停留場。
 相対式2面2線で、東側に片渡り線が設置され片渡り線でホー
 ムが区切られている。市内電車は北側ホームで降車後、渡り
 線を使用して南側乗車ホームへ転線する。

 松山市駅の駅ビルに入居している四国最大の百貨店いよてつ
 高島屋を始めとして、周辺には繁華街やオフィス街が広がる。


 

 

 

 

  

 


モハ2100形2104が渡
り線から南側乗車ホーム
へ転線後にモハ50形52
が到着!

 



モハ50形 51号車
52号車がご対面!(左)

カラフルな5000形
5006・5001号車 (右)

 



「坊ちゃん列車」
乗務員が手動で機関車ごと
進行方向へ180度回転させ
再び線路へ下ろす機回しを
行った後、東側乗車ホーム
で道後温泉行きの発車まで
待機している。

 


昔、石炭で蒸気の力で動い
ていましたが、現在はディ
ーゼルエンジンを採用、さ
らに、煙突から出ている煙
に見えるものは、蒸気を煙
に見たてたもので、二台の
機関車(D1形1号・D2形
14号機)がある。

 

坊ちゃん列車乗場で乗車券は乗車時に車掌より購入!
運賃は1乗車につき
大人1,000円、小児500円
(現在は運賃値上げ)

 

 

 ≪ 南堀端 停留場 ≫

 坊ちゃん列車1号機
 道後温泉から南堀端
 のカーブを曲がり松
 山市駅に向かう!
 

 

 

   ※「坊っちゃん列車」
 夏目漱石が明治28年4月、松山中学
 の教師として赴任し、翌明治29年、
 熊本に去るまでの間に乗車した軽便
 鉄道(伊予鉄道は松山〜三津浜間が
 軌間762mmのナローゲージで明治
 21年に開業)の蒸気機関車が牽引す
 る機関車と車両をイメージして復元
 したもの。



 坊ちゃん列車は、道後温泉から松山市
 駅の間と、道後温泉からJR松山駅前
 JR松山駅前と古町の間を運行してい
 ます。道後温泉・大街道・松山市駅・
 JR松山駅前・古町の各電停から乗車
 できます。



 

 松山市駅を発車し
 た 坊ちゃん列車
 1号機は南堀端を
 曲がり道後温泉へ
 向かう!

 



 

 

 

 

 

 

 

 

  古町駅から
  JR松山駅前を
  経由して道後
  温泉駅へ向か
  う!
 

 

 

 

 

  ≪ 南堀端 停留場 ≫
城南線から松山市駅方面への花園
線が分岐しており、松山市駅 - 西
堀端、松山市駅 - 市役所前、西堀
端 - 市役所前のいずれの方向へも
直通運転が可能な配線である。
到着方面別に3つの「島」があり、
いずれも安全地帯が付いている。

モハ2100形2105 後方の
[市役所前寄り]の停留場
にはモハ2100形2103(上)

[松山市駅寄り]の停留場
でモハ50形66・76の離合!




[市役所前寄り]の停留場
から松山市駅前に向かう!
モハ5000形 5002(左)
モハ2100形 2105(右)



 

交差点で離合!
モハ50形 51・66

 

 

 

 

JR松山駅前に向かう
モハ50形 66(左)
松山市駅に向かう!
モハ2100形 2108(右)


松山市駅を経由せず直進
する!
モハ50形 69
  道後温泉行き (右)

モハ2100形 2103
  JR松山駅前行き(左)

 

[JR松山駅前寄り]の停留場
を発車し松山市駅に向かう
5000形 5006  (左)

南堀端交差点を渡る5000形
5006の後方の[JR松山駅
前寄り]停留場に5000形5002が到着! (右)



 ≪南堀端~市役所前≫
  松山城をバックに
  往く!
  モハ2100形(左)
  モハ50形  (右)

  道後温泉へ向かう
  「坊ちゃん列車」
  D1形 1号機(下)

 

 

 

 

 

 




 

  モハ5000形
  道後温泉行き(左)

  50形との離合(右)

 

 

  ≪ 市役所前 停留場 ≫
相対式ホーム2面2線で上下
線とも安全地帯付となって
いる。
市役所前停留所は松山城の
堀そばにあり、下車すると
山の頂上部に松山城が真正
面に見える。

     ≪ 市役所前 ~ 県庁前 ≫

  伊予鉄道 市内線のハイライト!
  松山城をバックに走る車両たち!!
     (市役所前 停留場から撮影)

  2000形 2005・2100形 2105
               (左)

  50形 66・2100形 2103 (右)

 

 




   5000形の共演!!
   ※ 5000形
   2100形に続く超低床型
   LRVとして、2017年に2両
   が登場、2021年度までに第
   10編成(5001-5010)が
   導入された。車体デザインは
   「乗ってみたくなる未来型流
   線形デザイン」をコンセプト
   とし、前面には3次元曲面ガ
   ラスを用いて丸みを強調して
   いる。



   2100形 2110
   5000形 5005
   ※ 2100形
   伊予鉄道で初めてのVVVFイ
   ンバータ制御車両。また、パ
   ンダグラフもシングルアーム
   式を初採用、主電動機も伊予
   鉄道で初めて三相誘導電動機
   が採用されている。
   




    50形 54 
    JR松山駅前行き  (右)
    道後温泉行き    (左)
   ※ 50形
   1951年から1965年にかけ
   ての自社発注車でナニワ工機
   (現アルナ車両)と帝國車輛工
   業で製造。
   ・前期型(51~61)
   ・後期型(62~78)

   松山城をバックに松山市駅に
   向かう!
   「坊ちゃん列車」D1形 1号機
             (下)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



          ≪ 県庁前 停留場 ≫

     相対式ホーム2面2線で、上下線とも安全地帯付とな
    っている。ここから上一万にかけて、連続登り勾配と
    なる。
     停留場で混み合う? 車両
     ・ 2100形 2101(環状線)2103(道後温泉行)
     ・ 5000形 5007(JR松山駅前行き)

 



 

   県庁前を通過
   する!
   50形 69
   松山市駅行き

 

 


   2100形

   2103
   道後温泉行き
       (右)
   2101
   環状線 (左)

 

     ≪大街道停留場≫
  国道11号上に位置し、停留所の間は交差点となっている。
  南には松山市有数の繁華街である大街道商店街があり、
  北側はロープウェイ街と呼ばれ、松山城へのロープウェイ
  乗り場へのゆるやかな登り道がある。
  2100形 2110 松山市駅行き



   ≪ 上一万 停留場 ≫

  相対式2面2線で、上下
  線とも安全地帯付。
  地下道、または横断歩道
  を通って乗場へ向かう。

 

 

  停留場の北側100mも行
  かずに平和通りに当たっ
  て、右が道後温泉方面、
  左は平和通一丁目停留場
  方面です。
  ②系統(環状線内回り)
  は左に行きます。分岐部
  分は複線です。



   ≪道後温泉駅≫
愛媛県の代表的な観光地・道後
温泉への最寄駅である。職員が
常駐しているが改札はなく、運
賃収受は他の停留場と同様に車
内で行う。1911年(明治44年)
建築の旧駅舎が明治洋風建築そ
のままの外観で復元されており、
夜間ライトアップあり観光の拠
点である。


坊っちゃん列車の終着
駅であるため、引き上
げ線で坊っちゃん列車
の機関車の方向転換が
見られる!
 



この線路は展示線に見
えるが、奥で本線と繋
がっており、本物の引
き上げ線としての機能
も持っている。
「坊っちゃん列車」の
車両は、運行時間外は
展示も兼ねて、こうや
って駅前広場に留置さ
れています。
 

道後温泉駅前の放生園にある「坊っ
ちゃんカラクリ時計」は、平成6年、
道後温泉本館建設100年周年記念事
業の一環として作られた。 午前8時
から午後10時までの間、1時間ごと
に道後温泉らしい音楽とともにせり
上がり、小説「坊っちゃん」の登場
キャラクターが皆さんを歓迎します。
カラクリ時計の隣には、道後温泉の
源泉を使った「足湯」もあり、人気
のスポットになっています。


    ≪ 西堀端 停留場 ≫
  1、2、5号線が西堀端停留
  場を使用。かつては本町一
  丁目停留場も西堀端停留場
  の一部であったが、のりば
  が離れていることから平成
  30年より改称・分離した。
  上下線とも安全地帯付。
 

  ≪ 大手町駅前 停留場 ≫
伊予鉄道の郊外線・高浜線(高浜
駅〜松山市駅)と伊予鉄道松山市
内線(古町駅〜西堀端停留場)が
直角で交わる「ダイヤモンドク
ロス」(平面交差=Diamond crossing)という場所が、大手
町駅前停留場近くにあります。

市内電車が平面交差区間を通る。
市内電車の600V電化に合わせ
るため、高浜線も600V電化。
両路線が大手町駅と古町駅で平
面交差するため、トラブル防止
のため電圧を合わせている。


高浜線700系が通過する
のを待つ!
市内線 5000形 (左)

 

ダイヤモンドクロスで
高浜線700系と市内線
2100形が相対する!
        (下)

 

 

 

 

 

 

 

 

  ≪大手町駅前~
     JR松山駅前≫

  5000形 5001(右)

  2100形 2105(左)

 

 


 ≪ JR松山駅前 停留場 ≫
 愛媛県道19号松山港線
 上に千鳥式に配置された
 2面2線の安全地帯が設
 けられている電停である。
 市内電車の1、2、5号線
 が使用する。


 本電停を境に古町方は単
 線、西堀端方は複線とな
 っている。
 それぞれ、松山市駅・道
 後温泉方面行きと、古町・
 木屋町方面行きとなって
 いる。

 

 交差点を直角に右折し
 JR松山駅前停留場に到
 着する!
 道後温泉駅を出発した
 坊ちゃん列車 1号機は
 JR松山駅の前を通り終
 点古町駅に向かう(下)

 

 

 

 

 

 

 



    ≪ 古町 駅 ≫

  軌道線・鉄道線が
  同一構内にある
  4面5線の駅で市内
  線は1・2番線を
  使用。




  軌道線と鉄道線
  (高浜線)が構
  内で斜めに平面
  交差する構造に
  なっている。

 


  古町車両工場(車
  両基地)を併設し
  ており、市内電車
  と郊外電車の車庫
  と工場、検修場が
  あり、電車はここ
  で整備を受ける。
  また、夜間滞泊の
  運用もある。

 

  道後温泉駅から到
  着した坊ちゃん列
  車 D1形1号機は、
  機回しを終え、道
  後温泉駅に向けて
  の出発を待つ間、
  ひと休み!(下)

 

 

 

 

 

 

 

 

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