富山地鉄（市内線）

　富山地方鉄道が運営する富山を走る路面電車です。
1913年に富山電気軌道として開業、1920年に富山市営、1943年に富山地方鉄道に譲渡
されるまで23年間は富山市電でした。富山地方鉄道となって、笹津線、射水線との直通運
転を行うなど地方交通の中核を担ってきましたが、モータリゼーションの到来を受けて市内
線は縮小を続け、笹津線、射水線も廃止された。1984年の西町～不二越駅前間の廃止まで
路線の縮小は続き、南富山駅前から大学前の路線が残るのみとなった。
21世紀になり、路面電車見直しの動きが高まり、2009年に、経路は異なりますが、1973年
に廃止された環状線を復活させました。また、2006年に富山港線をLRT化した富山ライト
レールとの直通を2018年度の完成を目指しており、北陸新幹線が開通した2015年度には
富山駅の高架下まで延長されました。全国で路面電車の見直し論が盛んですが、実際に路線
が延長されたのは、2015年現在で、ここと豊橋のみです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※ 令和3年撮影/上段 富山軌道線をクリック

　　” デ7000形 7019 ”

　冷房化され2015年現在現役です。
　神通川を渡る富山大橋の上ですが、この当時は幅が狭く、
　単線でした。
　現在では架け替えられ、複線化されています。

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　” デ7000形 7008 ”
　　　　※ デ7000形
　　　　　　都電8000形をモデルに1957年から1965年にかけて
　　　　　　日本車輌で5次に亘って22両が製造されました。
　　　　　　加越能鉄道高岡市内線（万葉線）のデ7000、7060、
　　　　　　7070形 、仙台市電モハ400形等は同系車です。
　　　　　　モデルとなった都電8000は、1972年には全車廃車さ
　　　　　　れていますが、 こちらは7012以降はまだ現役で動い
　　　　　　ています。現在11両が運用中である。

 

 

 

　

　　” デ7000形 7005 ”

　　1984年　西町 ～ 不二越駅前 廃止時に廃車。

 

 

 

 

 

 

” デ7000形 7021・7006 ”